県農協懇話会が知事へ要望

10月17日(水)に、県農協懇話会(農協を支援する超党派の県会議員11人の組織)が来年度の農業関連施策や予算に関する知事への要望を行い、会の一員として参加しました。

現在農業や農協を取り巻く環境は大変厳しいものがありますので、国政の動向とともに県政の取組や予算は重要です。

特に主要農産物種子法(種子法)が廃止され、種子に関する国の関与がなくなりました。

このため、種子の保存や開発を県が責任を持って行うことが求められています。

そこで、懇話会としては県に対して種子に関する条例を制定するよう求めました。

また、リンゴ黒星病が発生し大きな被害が発生していますので、菌に強い新たなリンゴの苗の開発と供給が必要であり、県の試験場などの対応を要望しました。

更に、農協は地域の生活を守る組織として重要な機能を果たしていますが、特に医療や介護の分野での活動が重要になっていますので、農協の活動に対する県の連携と支援を求めました。

農業関連の予算の確保も困難な状況ですが、国とは別に県独自の予算の確保が必要であり、今後も懇話会として予算確保に向けて行動します。

私も懇話会の一員として、農業の振興と農協活動の充実のためにしっかり活動していきます。