河川治水砂防事業と県道整備の促進を県へ要望

9月13日(木)に、伊那市から県への要望活動があり、地元県会議員として同席しました。

河川治水砂防事業については、「市河川治水砂防促進期成同盟会」(会長伊那市長)から建設部長に要望書が手渡され、各河川(大沢川・小黒川・小沢川・棚沢川)の同盟会の代表者が要望をし、その後意見交換が行われました。

今回の要望は3項目です。

①治水事業費の増額と防災・減災対策の推進

②洪水に対して流下能力が不足している箇所の整備

③河川の維持管理の適正化と劣化した施設の更新・補修の推進

私は、「地元では河川内の河床整備や草木の除去などを積極的に実施しているが、手に負えない作業が多い。防災対策のためにも県は必要な予算を確保して、河川の適正な維持管理を行う必要がある。」と述べました。

最近のゲリラ的な豪雨災害を見ても、河川の整備と河川内の立木除去の重要性が明確であり、計画的に対策を取らなければなりません。

県道整備については、「市県道整備促進期成同盟会」(会長伊那市長)から建設部長に要望書が手渡され、各県道に関係する地域の代表者が要望をし、その後意見交換が行われました。

今回の要望箇所は4路線です。

①西伊那線(美篶・富県地籍)

②芝平高遠線(高遠町・長谷地籍)

③沢渡高遠線(富県地籍)

④車屋大久保線(東春近地籍)

私は、「特に、「沢渡高遠線」と「車屋大久保線」は現在計画中の国道153号「伊駒アルプスロード」に接続する道路であり、計画的な整備が必要。「芝平高遠線」は高遠町市街地から長谷地籍を経由して過疎地域である高遠町三義地籍に至る生命線であるため、計画的な整備が必要」と述べました。

現在市内では国道の整備が進められていますが、国道を結ぶ県道の整備が並行して行わなければ、投資効果を発揮することができません。

河川の整備や県道の整備については、地域住民からも強い要望がありますので、県会議員として今後もしっかり取り組んでいきます。