3月3日(木)に長野県議会本会議の一般質問に立ち、知事等に対して質問や提案を行いました。
質問の内容について、6回に分けて報告します。
第5回目は、4回目に続いて 緊急輸送路「国道361号」の防災対策についてです。
Q2 緊急輸送路である国道361号の今回の崩落箇所を含む一帯について、法面の状況を徹底的に調査する必要があるが今後の対応は?
A(建設部長)
今回の崩落を受けて、周辺斜面の現地を調査し、詳細に把握するためドローンによる画像解析を実施した。さらに国土交通省の専門家から、対策について助言を受けた。調査結果を踏まえ、緊急にモルタル吹付や落石防護柵の設置などを実施しているほか、今後斜面全体の恒久的な安全対策について早急に検討・実施する。
Q3 一帯の法面の抜本的な防災対策を講じて、道路の恒久的な安全性を確保するため、トンネルの開削等も考えられるがどうか?
A(建設部長)
巨石の崩落防止対策や落石防護対策等について、学識経験者の意見を聞きながら充分な検討をしていく。トンネルによる対策は、非常に大規模な事業になるため早期の実現は困難。道路利用者の安全安心の確保を出来るだけ早期に図るため、平成29年度から現行の防災対策に重点的に着手していく。