10月31日(月)から11月2日(水)までの3日間にわたり、県議会危機管理・建設員会の調査が行われ、副委員長として参加しました。
今回は、九州地方の災害関連の施設などを調査しました。
調査内容について、4回に分けて報告しています。
第3回目は、長崎県南島原市にある「大野木場監視所(砂防みらい館)」です。
監視所は、平成2年の雲仙普賢岳の噴火に伴ってできた溶岩ドームの状況、噴火による火砕流や土石流の監視を主な仕事としています。
また、火山砂防について学ぶ場ともなっています。
国交省雲仙復旧事務所では、溶岩ドームが崩壊し、降雨により土石流が発生した場合の対策として、水無川に堰堤の建設などを行っています。
監視所に隣接して、火砕流により全焼した旧大野木場小学校の校舎がそのまま残されており、火砕流の恐ろしさを物語っています。
水無川の火山砂防事業は大きな規模で行われており、火山の多い長野県では火山砂防を進める上で大変参考になります。