8月30日(火)に、松本市内で「中央東線高速化促進期成同盟会」の総会が開催され、会の参与として出席しました。
この会は、中央東線の高速化や輸送力の強化、沿線地域の振興などを図るため、長野県・山梨県と沿線の市町村や経済団体などで構成されています。
中央東線は中々高速化が進まないため、首都圏からの移動時間が短縮できず、松本地域や伊那地域は陸の孤島とも言われています。
特に、中央線の首都圏内の高速化や特急の増発、特急「あずさ」の飯田線への乗り入れなどを進める必要があります。
私は、出張で時々中央東線を利用しますが、飯田線との接続が悪く、私の住む伊那市駅から東京までは3時間半以上かかります。
東京へは低料金で高速バスも利用できますが、3時間半かかり、渋滞のため遅れることもあります。
飯田線は、ほとんどの駅で駅員の無人化が実施されたため、電車の車掌が乗降客の改札係の仕事も担っており、これに時間がかかるため、列車が遅れることが常態化しています。
飯田線の乗客は、ほとんどが高校生ですが、飯田線の高速化や利便性を要望するためには、通勤などにも多くの人が利用する必要があります。
また、リニア中央新幹線の長野県駅(飯田市)と飯田線の接続をどうするのか、という大きな問題もあります。
飯田線は様々な課題を抱えていますが、観光客も含め、利用を増やすことを真剣に考えなければなりません。