4月21日(木)に、林道「長谷高遠線」の整備について伊那市から県への要望があり、地元県会議員として出席し、関係者と意見交換を行いました。
この林道は、伊那市の長谷(旧長谷村)から高遠町(旧高遠町)を結ぶ全長27.5㎞の路線で、昭和56年に県事業として着工しましたが、35年経過した現在も完成していません。
これまで26.0㎞が完成し、残る距離は1.5㎞となっています。
ここ数年は年間に0.1~0.2㎞程度しか事業が進んでおらず、このままだといつ完成するのか分からない状況です。
この路線は、森林整備や林業振興、更には観光振興の面で大きな役割を果たし、国道152号が不通時には代替路線の機能を果たすことが期待されていますので、事業効果を発揮するためにも、早期の完成が求められています。
当日は、伊那市の市長と議長が早期の全線開通について県の林務部長に要望しましたが、伊那市選出の県会議員も全員出席しました。
基幹林道の整備は、森林の整備と林業の振興に大きく貢献するため、早期完成に向けて地元議員として伊那市と連携しながら活動をしていきます。