9月26日(水)に開会した9月議会定例会に、補正予算が提出されました。
一般会計は、最近では大型の補正予算となりました。
補正額は約76億円で、補正後の一般会計予算額は約8544億円になります。
金額が大きいものとしては、
①防災・減災対策に41億6512万円、
②7月豪雨等による道路河川等の災害復旧に27億4548万円、
③信濃美術館の改築に92億26万円(債務負担行為)、
④松本空港の駐車場整備(拡張)に2億1686万円、
⑤県立学校への空調設備の整備に1億34万円などとなっています。
①防災・減災対策では、豪雨による災害対策として河川に堆積した土砂・流木の緊急除去や支障木の伐採として12億7600万円の補正を行います。
河川に堆積した土砂や支障木の除去については、地元要望が強いのですが中々対応ができていないのが現状です。
伊那市ではこれまで毎年、河川期成同盟会が県に要望してきていますが、今回の補正予算により一部は改善されると思います。
災害による被害を少なくするこのような事業は、今後も計画的に実施すべきと考えます。
⑤県立学校(高校82校と特別支援学校18学校)への空調設備の整備については、猛暑を受けて今年度と来年度で県立学校の全ての普通教室に空調設備を整備することになりました。
今回の補正予算は設計費だけであり、工事に関する補正予算は今後計上する見込みですが、本来であれば2年ではなく1年で全ての工事を終えるべきと考えます。
これらの補正予算案は、担当の常任委員会で審議することになります。