月別アーカイブ: 2025年7月

厚生連病院への支援を知事要請

7月4日(金)に、県農協中央会、県厚生連、JA県農政対策会議、県農協懇話会による知事への要望活動があり、県農協懇話会の副会長として出席しました。

今回は、厚生連病院の経営が大変厳しい(昨年度の厚生連病院の赤字額3.5億円)中で、県と県内市町村による支援を要望しました。

要望内容と知事の回答は、次のとおりです。

1 精神病床・感染症病床に対する助成

・ 公的医療機関への助成は県が担うことになっているが、実際には助成は行われていない。県が病院に助成した場合、国から交付税として県に交付(助成額の8割)されるため、県の対応を要請するもの。

【知事答弁】制度は承知しており、県として対応することを約束する。

2 救急告示病院に対する助成

・ 公的医療機関への助成は厚生連の管轄市町村が助成できる制度になっているが、実際には地域で異なっている(制度上では531,600千円助成できるところを、184,740千円助成されているのみ)。市町村が病院に助成した場合、国から交付税として市町村に交付(助成額の8割)されるため、市町村で対応するよう県から促進を要請するもの。

【知事答弁】制度は承知しているが、助成を決定するのはあくまでも市町村であり、県として強制することはできない。

【感想】厚生連の地元県会議員は、病院と連携して関係市町村に対して要望活動をする必要があります。

 


薬剤師会の総会

6月22日(日)に、伊那市内で上伊那薬剤師会の総会が開催され、地元県会議員として出席しました。

この会は、会員141名で運営されています。検査センターでは、飲料水・環境計量証明・作業環境測定など年間約4千件の検体の検査を行っています。

総会では、昨年度の事業報告・予算、役員の選任について審議されました。

新体制では、白鳥会長が再任されました。

私は来賓祝辞の中で、「薬剤師会を取り巻く環境は厳しいものがある。中でも薬剤師の人材不足や薬剤師の地域偏在が顕著である。特に病院の薬剤師が不足している。私は現在議会選出の監査委員を務めているが、県立高校の監査の中で、高校生の薬学部進学者が極めて少ないことが気になっている。薬剤師不足に対応するためにも、薬学部進学者を増やさなければならない。高校の校長には、医療分野を希望する生徒には、薬学部進学を選択肢の一つとして指導するようお願いしている。」旨を述べました。


6月議会が閉会

7月4日(金)に6月議会(最終日)が開催され、議会に提案された議案や請願・陳情のなどの採決が行われ、閉会しました。

今回の議会で私は、一般質問では「中央道岡谷ジャンクションのリニューアル工事と事故多発」について取り上げ、知事や警察本部長に質問や提案を行いました。この質問については、マスコミ各社から大きく取り上げられました。知事からは「重要な課題である」との認識が示されました。

環境・文教委員会では、これまで4回にわたり一般質問を行ってきた「女性から選ばれる地域づくりのために県下の公民館を活用すべき」との提案に対して、県教委が何も対応してこなったことについて指摘しました。私の指摘に対して、県教委は今後具体的に取り組むことを約束しました。その他需要な課題について提案や質問を行いました。

6月議会が終わると、私は県の監査委員として県庁や県の現地機関の監査を重点的に行います。県の業務執行に問題が無いか、しっかり調査を行います。

7月4日には、いつもどおりの善光寺への早朝ウォーキングに出かけました。大勧進の横の蓮池では「大賀蓮」の花が咲き始めていました。いよいよ本格的な夏に向かいます。