月別アーカイブ: 2024年9月

議会運営委員会の調査を実施(2)(群馬県議会)

群馬県議会では、ペーパレス化と生成AIの活用について調査しました。

県議会では、議案書、予算書・予算説明書、委員会資料などは完全にペーパレス化されており、紙ベースのものは議員には配布しません。議員はタブレットを自ら操作して、搭載されたデータを見ます。

生成AIは、令和6年からCopilot及びChatGPTの利用を認めています。現在職員の7%程度が利用しています。

6年度中に、生成AIによる業務の効率化について検証する予定です。

現在は、生成AIに興味を持つ職員が中心に利用している状況であり、検証を踏まえて今後の県庁としての方向性を出す予定です。

生成AIを活用すれば、議会の一般質問の答弁書の原案を作成するには、相当程度の業務の効率化を図ることができ、一般質問に対応する超過勤務の削減が可能になります。


議会運営委員会の調査を実施(1)(栃木県議会)

8月1日(木)、2日(金)の両日、議会運営委員会の調査が実施され、委員として参加しました。

今回はペーパレス化の推進について調査するため、栃木県議会と群馬県議会を訪問しました。

栃木県議会では、ペーパレス化と生成AIの活用について調査しました。

県議会では、議案書、予算書・予算説明書、委員会資料などは完全にペーパレス化されており、紙ベースのものは議員には配布しません。議員はタブレットを自ら操作して、搭載されたデータを見ます。

生成AIは、令和6年からCopilotを全庁的に活用しています。作業の効率化が格段に図られています。

しかし、生成AIを活用する職員と活用しない職員があり、事務処理能力の格差が広がることが課題です。今後は、多くの職員が活用できるように研修を進めていきます。