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伊那市東原工業団地を拡張

伊那市にある「東原工業団地」(東春近東原地籍、18ha)の拡張工事が、伊那市により進められています。

この団地は、昭和47年に農村地域工業導入促進計画の地域措定を受けて造成されました。昭和48年に㈱キッツが立地したのが始まりで、現在では5社が操業しています。

伊那市では工業団地の需要が旺盛であり、団地面積が不足しているため、市内各地に団地の造成工事を進めてきました。

現在は、「東原工業団地」の拡張工事を進めています。既存エリアの東隣の第1期拡張エリア(4区画、6.3ha)の工事がほぼ終了しました(写真の隣接道路は県道沢渡高遠線)。

今後は、第1期エリアの北隣の第2期拡張エリア(3区画、4.9ha)の工事を進める計画です。

拡張エリアから原新田の自宅までは、1.5㎞の位置にあります。

この地域は平坦なため、造成工事を比較的容易に行うことができ、上下水道の管が近くまで敷設されているため、団地を造成する条件が整っています。

また、この団地の近くに国道153号「伊駒アルプスロード」が通過することになっているため、将来は中央道や国道へのアクセスが大変良くなります。


保護司会総会が開催

4月19日(金)に、伊那市内で上伊那地区保護司会の総会が開催され、地元県会議員として出席しました(写真はあいさつする有賀会長)。

保護司の役割は、犯罪者や非行者の立ち直りを支え、更生保護や犯罪予防活動により、安全安心な社会づくりのための活動を行うことです。

犯罪や非行に陥った人が保護観察を受けることになると、保護観察所の保護観察官と協力して対象者と面談して生活状況を調査し、保護観察中に決められた順守事項を守るように指導し、生活相談など社会復帰への支援をします。

現在上伊那地区には74名の保護司が活動しています。保護司は国から委嘱を受けていますが、無給ですから真のボランティア活動と言えます。

保護司会では、各保護司の普段の活動に加えて、「上伊那更生保護サポートセンター」(伊那市「いなっせ」内)の運営や「社会を明るくする運動」を実施したり、会員の研修会を実施するなど積極的に活動を進めています。

保護司は高齢化が進んでおり、地道で苦労が多い仕事に従事していることもあって、人材の確保が大きな課題になっています。

また、更生保護活動が社会に余り知られていないことも大きな課題であり、活動をより多くの人に知ってもらうために、県や市町村などの広報活動を活発化することも重要です。

県としても、更生保護活動の充実や再犯防止の推進、刑務所出所者等の社会復帰支援のために、しっかり活動をしていかなければならないと考えます。