5月9日(木)に、上伊那広域連合、上伊那市町村教育委員会連合会、伊那・駒ケ根商工会議所による高校再編に伴う伊那新校に関する県知事及び県教育長への要望活動があり、地元県会議員として同席しました。
この要望活動は、3月に県教委から示された新校の校舎完成時期が開校時期より2年遅れることについて、地元としては同意できないことから、スケジュールを見直すよう求めるものです。
また、未だに新校の目指す学校像が示されていないため、早急に検討するとともに、地域や関係者に説明することを求めました。
私は、席上次のような意見を述べました。
「令和4年に新校に関する議会同意を得たが、当時は議会も地域も新校の校舎完成時期が開校時期より2年遅れるとは、誰も想定していない。時期がずれることは地元では同意が得られないことから、スケジュールを見直すべきである。また、新校の目指す学校像が示されなければ、今後の入学者や保護者にとって、進路の選択を検討する材料が何もない。ハード整備より先に学校像を示すべきである。私は「県下で最高レベルの進学校」を目指す高校にして欲しいし、それが高校の魅力の一つになる。」
知事と教育長は、席上教育委員会のこれまでの進め方を詫びるとともに、地元の合意なしには手続きを進めないこと、スケジュールは見直すこと、要望に沿えるよう検討することを約束しました。