月別アーカイブ: 2024年5月

伊那新校に関する県知事への要望活動

5月9日(木)に、上伊那広域連合、上伊那市町村教育委員会連合会、伊那・駒ケ根商工会議所による高校再編に伴う伊那新校に関する県知事及び県教育長への要望活動があり、地元県会議員として同席しました。

この要望活動は、3月に県教委から示された新校の校舎完成時期が開校時期より2年遅れることについて、地元としては同意できないことから、スケジュールを見直すよう求めるものです。

また、未だに新校の目指す学校像が示されていないため、早急に検討するとともに、地域や関係者に説明することを求めました。

私は、席上次のような意見を述べました。

「令和4年に新校に関する議会同意を得たが、当時は議会も地域も新校の校舎完成時期が開校時期より2年遅れるとは、誰も想定していない。時期がずれることは地元では同意が得られないことから、スケジュールを見直すべきである。また、新校の目指す学校像が示されなければ、今後の入学者や保護者にとって、進路の選択を検討する材料が何もない。ハード整備より先に学校像を示すべきである。私は「県下で最高レベルの進学校」を目指す高校にして欲しいし、それが高校の魅力の一つになる。」

知事と教育長は、席上教育委員会のこれまでの進め方を詫びるとともに、地元の合意なしには手続きを進めないこと、スケジュールは見直すこと、要望に沿えるよう検討することを約束しました。


身障者福祉協会が総会

4月28日(日)に、「伊那市身体障害者福祉協会」の総会が市福祉まちづくりセンターで開催され、地元県会議員として出席しました。

協会には現在440人の会員が所属していますが、会員数の減少、高齢化と役員の引き受け手がないことが大きな課題となっています。

協会の収入は、会員からの会費、県・市からの助成金や共同募金からの助成金が主なものであり、厳しい台所事情があります。このまま会員数が減少していくと、協会の運営に影響が出てしまいます。

事業の主なものは、障害者スポーツ大会への参加、福祉関係大会やイベントへの参加、会報の発行など、どれも重要なものばかりです。

私は次のような祝辞を述べました。

「毎年伊那養護学校の入学式や卒業式に招待されており、校長先生や関係の皆さんと意見交換をしたり、子どもたちの様子を見ることができる。子どもたちは精一杯頑張っている。学校の施設は老朽化し、教室も不足しているため、これまで議会で施設の整備に関して発言してきた。今年の3月に高等部の教室棟が増築され、これで教室不足は解消されたことは、喜ばしいことである。しかし、トイレなど改修すべき箇所はたくさんあるため、今後も改善に向けてしっかり議員活動を行いたい。」

養護学校の児童生徒など配慮が必要な子どもたちに関しては、行政としても他の施策に優先して取り組まなければならないと考えます。


スポーツ協会総会が開催

4月25日(木)に、伊那市役所で伊那市スポーツ協会の総会が開催され、同会の顧問として出席しました。

同協会はスポーツを振興し、市民の体力の向上とスポーツ精神を養うことを目的として設立され、現在は33の競技団体と9公民館等で構成されています。

私は顧問として次のようなあいさつをしました。

「国民スポーツ大会のあり方が全国知事会で議論されている。開催県の財政負担が大きく、今後継続して開催することの是非を含めて、様々な意見がある。こうした中、長野県議会では昨年2月の定例会で、国スポ大会等に対する国の財政支援を求める意見書を採択し、関係機関へ送付した。県も市町村も施設整備や運営に要する財政負担が大きく、従来通りではやっていけない。今後県議会としても引き続き財政支援を求めていきたい。」

6年後には長野県で大会が開催され、伊那市はソフトボールの主会場になりますが、是非大会を成功させたいと思います。