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地域医療構想調整会議を開催

3月23日(金)に長野県地域医療構想調整会議が長野市で開催され、委員としてオンラインで参加しました。

地域医療構想とは、地域に必要とされる医療サービスの維持・充実を図りつつ、将来の医療需要に応じた医療供給体制の構築に向け、関係者が自主的な取組を進めるための構想です。各都道府県で策定しています。

地域医療構想調整会議は、構想に係る状況や課題・対策などについて協議し、必要な調整を行う会議です。

会議のメンバーは、各医療圏における調整会議の座長、アドバイザー、医療審議会委員で構成されています。私は、医療審議会委員の立場で参加しました。

各圏域の課題としては、各医療機関の役割・機能の最適化や連携強化、医療従事者の不足、働き方改革を踏まえた救急体制の確保、開業医の維持などです。

このうち開業医については、開業医が高齢化して廃業などが進めば、地域の医療や地域包括ケアシステムの維持に支障が出てしまいます。

委員からは、国は病床数を削減しようとしているが、県の調整会議としては削減ありきの議論をすべきではないとの意見が出されました。

また、県会議員は医療のことを理解していないとの厳しい意見が出されました。私達県会議員は、指摘のとおり地域医療について理解を深めなければならないと考えます。

 

当日は、地域医療の課題等について意見交換を行いました。

 


2月県議会委員会で質問や提案

3月2日(木)に県民文化委員会が開催され、委員として出席して質問や提案を行いました。

主な内容は、次のとおりです。

 

〇 高等教育について

Q1 県の次期5か年計画書にある達成目標のうち、「県内大学卒業生の県内就職率」は58%(2027年度)である。人口減少ストップと若者定着を図ることが求められている中で、2018年度の実績57.2%に対して目標が低すぎると考えるが?

A1 指摘のとおりであるが、県内就職率を増加させることは中々困難である。

Q2 統計上では「県内大学収容力」(高校生が県内大学に入学する割合)は年々増加しているが、大学卒業生の県内就職率は低下している。こうした状況を見ると、県として大学収容力を増やして来た成果が出ていないと考えるが?

A2 指摘のとおりであり、県内就職率を増加させなければならない。

Q3 今議会の私の一般質問で、長野県立大学の中期計画には卒業生の「県内就職率」の目標がないが、若者の定住対策を進めるためにも、目標を掲げることを提案した。この大学には県費を毎年11億円も支出している。県立大学の性格からしても目標を設定することを再度提案するが?

A3 来年度は、この大学の次期中期計画を策定するので、その中で大学と協議する。

 

 


当選しました

3月31日(金)告示の県会議員選挙は、伊那市区では定数2に対して立候補者は2名であり、無投票で当選が決まりました。

私は、3度目の当選を果たすことができました。

 

これも後援会をはじめ支持者の皆様のお陰であり、心から感謝いたします。

今後は9つの公約を着実に実行し、県政発展のために全力で活動します。

また、「県政を身近に」をキャッチフレーズに掲げて選挙戦に臨みましたので、県政がより身近になるように、議会活動を通じて地域の声を県政に反映できるよう努力します。

3期目は、「政治・政策・社会」の3つの改革を目指してチャレンジいたします。

信頼される政治を実現するために地方からの政治改革を進め、地域の声を県の施策に反映して県政をグレードアップし、自由にものが言え、多様性を重んじ、女性を尊重する社会の実現を目指します。

今まで以上に議員活動を充実していきますので、ご支援やご理解をお願いします。