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2月県議会が閉会

県議会2月定例会は、3月17日までの約1月間の会期で開催されました。

会期中は長野市にある議員会館に宿泊しています。週末は自宅に帰りますが、長野滞在中は毎朝早起きして善光寺へウォーキングに出かけます。

善光寺までのコースの途中に長野市立図書館がありますが、3月12日(金)には図書館の南庭にある桜が満開でした(写真)。

この桜はロトウザクラ(魯桃桜)という種類で、「長野に春を告げる桜」として知られています。

長野市でも最も早く咲く桜ですが、今年は3月5日に開花したとのことで、平年より早く咲きました。

ロトウザクラの魯桃はロシアの桃という意味で、シベリア原産ではないかと言われています。学名は、「ノモモ」又は「ハヤザキモモ」です。

昨年から毎日のように新型コロナの感染状況について報道され、コロナに心を奪われていて、四季の変化を楽しむ余裕がありませんでしたが、ウォーキングの途中でロトウザクラの美しい姿を見ることができたのはうれしいことです。

これから各地で桜を楽しむことができますが、コロナが収束して心から桜の美しさを楽しむことができればと思います。


2月県議会で一般質問(6)

Ⅱ 高等教育機関について(1)

1 長野県立大学の地域貢献についてについて(1)

(1) 卒業後の県内就職の促進について

・ 県立大学の卒業生にあっては、他の高等教育機関にも増して卒業後に県内に就職することが求められている。

・ しかし、県立大学の平成30年から6年間の「中期計画」を見ると、「地域貢献」については記述されているが、「卒業後の県内就職」という目標は記載されていない。

Q1 長野県立大学は、地域貢献の一環として卒業生の県内就職を促進する目標を掲げていないが、これをどう評価するのか?

A1(知事)

結果として県内就職が高まることが重要。大学では県内企業を中心に、企業説明会やインターンシップ等を行っている。長野県に対する愛着を育てるような教育も含め、県内企業や長野県について理解を深めてもらえるような教育を行っている。そうした中で最終的に起業・就職することは学生の意志になるため、県としては学生が就職したくなるような企業が増えるようにすること、県外から来た学生も長野県に住み続けたいと思える県づくりをしていくことが重要と考えている。

Q2 卒業生の県内就職の促進を図るため、現在の大学の中期計画を見直して、目標値を定めることを提案するが?

A2(県民文化部長)

県立大学も地域にリーダーを輩出することを大学の大きな使命の1つとしており、就職支援も主に県内を対象に実施している。学生の自主性を尊重しつつ学生が将来のキャリアを考えるにあたり、長野県で活躍する姿を描いて選択肢として持つことができるように、情報を提供することが大切。学生を中心にして情報提供や就職支援を行い、その結果県内への就職を選択することが望ましい。県も大学も県内への就職促進を重要事項と捉え、その状況は重要な指標として捉えていくべきと考えるが、目標値の設定についてはまずは来年度からの初の卒業生の就職状況を注視したうえで考えたい。


2月県議会で一般質問(5)

Ⅰ 高校改革について(5)

2 再編統合による新校について(3)

(3) 新校の名称について

・ 新校の名称は、地域にとっても卒業生にとっても非常に関心が高く、地域住民が納得する名称にしなければならない。

・ 新校の名称は地理的・歴史的な背景を考慮し、誰でも親しみやすいシンプルなものが望ましいと考える。

Q 新校の名称は「再編実施計画懇話会」で議論することも一つの方法ではあるが、名称の検討は非常に困難な作業であり、一定の結論を出すことは懇話会の負担が大きいため、有識者等で構成する「名称検討組織」を教育委員会のもとに設置することを提案するが?

A(教育長)

統合新校の開校に向けては、県議会で同意をいただくための再編実施基本計画を懇話会で地域と意見交換を持ちながら策定することが第一段階。校名・校歌についても懇話会で意見交換をすることにしている。校名に関しては懇話会での意見交換や議論を踏まえて県として設定することになるが、決定方法については酒井議員からの提案を参考にしながら今後検討する。