月別アーカイブ: 2019年5月

県中学校長会の研究協議会が開催

5月31日(金)に、県中学校長会の研究協議会が開催され、地元県会議員として出席しました。

この会は毎年度各地域を持ち回りで開催しているもので、今年度は上伊那地域が当番になり駒ケ根市で開催したものです。

会には県下の全校長が出席し、総会・講演会、研究協議分科会などが開催され、丸一日かけての研究集会となりました。

私は来賓として、「近年は支援や配慮を必要とする児童生徒が増加しており、先生方も苦労されていると思う。

県では、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーを増員して対応してきているが、まだ十分とは言えないため、県教育委員会としても増員の努力が必要である。

伊那市には伊那小学校の「総合学習」があり全国から注目されている。「はじめに子どもありき」の理念を持って、子どもの視点を基本に、教師は子どもから学び、親も子供から学ぶ中で、共に成長していくことを目指している。他の学校でも伊那小学校(写真は伊那小学校のHPから)の学習活動を参考にして欲しい。

学校では受動喫煙の防止が重要であり、私は県議会で県下の全ての学校で敷地内禁煙とすべきことを訴えてきた。今年の4月時点でほぼ全ての学校で敷地内禁煙となったことは、喜ばしいことである (5月31日は世界禁煙デー)。

県会議員としては、今後も教育7団体と連携して、学校教育を充実するために努力したい。」旨のあいさつをしました。

現在中学校では様々な課題を抱えており、校長先生も苦労されていると思いますが、子ども達の視点を基本にした学校運営をしていただきたいと思います。


県議会常任委員会の初会議を開催

5月29日(水)に、県議会の「総務・企画・警察委員会」の初会議が開催され、副委員長として出席しました(写真は会議の様子と副委員長就任のあいさつ)。

この委員会は、県の総務部・企画振興部・警察本部の業務を担当します。

会議では、担当部局から課題や主要な施策について説明がありました。

総務部では行政経営方針・公文書管理など、企画振興部では移住推進事業など、警察本部では犯罪や特殊詐欺の発生状況・児童虐待の状況・交通事故の発生状況などの説明を受けました。

私は、過去に県の「公文書管理条例」の制定について一般質問を行っており、公文書管理のあり方については大変関心がありますので、今後の議会の一般質問で再度取り上げたいと考えています。


ミヤマシジミの保護区

先日東春近榛原河川公園から富県桜井地籍の「上伊那クリーンセンター」までの間で、三峰川サイクリング・ジョギングロードをウォーキングしました。

この3月に竣工した上伊那広域連合のごみ処理施設「上伊那クリーンセンター」は、施設の周辺環境にも配慮がされています。

足湯や遊具、マレットゴルフ場も整備されており、また環境整備の一環として絶滅危惧種に指定されている蝶のミヤマシジミの保護区も設置されました。

元々施設の隣接地にミヤマシジミの生息地があったため、生息地の保護と環境学習の場として設置されました。

ミヤマシジミは、中央アルプスや南アルプス周辺に分布しており、主に川の流域に生息しています。

初夏から秋にかけて活動し、オスの羽は輝きのある青紫色、メスは茶褐色で、全長2cm位と小さく、大変美しいチョウです。

また、ミヤマシジミはマメ科の低木の植物である「コマツナギ」だけを食べるため、「コマツナギ」を保護することが重要です(写真はコマツナギとクリーンセンター)。

絶滅危惧類を絶滅させないためには、チョウが棲める環境を維持していくことが不可欠です。