ミヤマシジミの保護区

先日東春近榛原河川公園から富県桜井地籍の「上伊那クリーンセンター」までの間で、三峰川サイクリング・ジョギングロードをウォーキングしました。

この3月に竣工した上伊那広域連合のごみ処理施設「上伊那クリーンセンター」は、施設の周辺環境にも配慮がされています。

足湯や遊具、マレットゴルフ場も整備されており、また環境整備の一環として絶滅危惧種に指定されている蝶のミヤマシジミの保護区も設置されました。

元々施設の隣接地にミヤマシジミの生息地があったため、生息地の保護と環境学習の場として設置されました。

ミヤマシジミは、中央アルプスや南アルプス周辺に分布しており、主に川の流域に生息しています。

初夏から秋にかけて活動し、オスの羽は輝きのある青紫色、メスは茶褐色で、全長2cm位と小さく、大変美しいチョウです。

また、ミヤマシジミはマメ科の低木の植物である「コマツナギ」だけを食べるため、「コマツナギ」を保護することが重要です(写真はコマツナギとクリーンセンター)。

絶滅危惧類を絶滅させないためには、チョウが棲める環境を維持していくことが不可欠です。