月別アーカイブ: 2016年10月

9月県議会一般質問-2

28,9,30一般質問:議長席.遠景 (1)9月30日(金)に、長野県議会の本会議で、知事等に対して一般質問を行いました。

今回は、「喫煙に関すること」と「貧困に関すること」の2つのテーマです。その概要を4回に分けて報告します。

2回目は、喫煙に関することのうち、学校における受動喫煙(他人の吸ったタバコの煙を周囲の人が吸わされること)の防止についてです。

Q 厚生労働省では「多数の者が利用する公共的な空間については、全面禁煙であるべき」としている。

文部科学省の調査によると、学校敷地内の全面禁煙措置を講じている学校の割合は、全国の平均は87%、長野県は27%でダントツの最下位である。

真の教育県を目指す県として、教育の最前線である公立学校における「敷地内全面禁止」を早急に実現すべきと考える。

公立学校における「敷地内全面禁止」についてどう考え、今後どう取り組むのか?

A 「敷地内全面禁止」が、学校内の受動喫煙リスクをゼロにするためには最も効果的。全国で取り組みが進んでいることを踏まえて、「敷地内全面禁止」に向けて段階的に取り組んで行くよう、学校施設管理者に働きかけていく。


9月県議会一般質問

28,9,30一般質問:議長席.スマイル9月30日(金)に、長野県議会の本会議で、知事等に対して一般質問を行いました。

今回は、「喫煙に関すること」と「貧困に関すること」の2つのテーマです。その概要を4回に分けて報告します。

1回目は、喫煙に関することのうち、受動喫煙(他人の吸ったタバコの煙を周囲の人が吸わされること)についてです。

Q 現在、長野県は「観光大県づくり」や「世界水準の山岳高原観光都市」を目指している。また、「健康長寿世界一」を目指している県であることから、受動喫煙防止対策を進めることが重要であり、「受動喫煙防止条例」について研究する時期に来ている。

「受動喫煙防止条例」について、研究する考えはないか?

A 国では東京オリンピックに向けて、受動喫煙防止対策を強化する動きがあるので、当面はこの動向を見極めていきたい。


県議会委員会が開催

28,10,5危機管理委員会9月県議会が開催されていますが、10月3日(月)から5日(水)までの3日間は、危機管理・建設委員会が開催され、副委員長として出席しました(写真は採決で挙手する酒井)。

危機管理委員会では、いくつかの提案を行いましたので、概要を報告します。

1 近い将来に大規模な地震が発生し、同時に多くの地域が被災する。

国・自衛隊や県・消防・警察などは、複数の地域を同時に支援しなければならないので、こうしたことを想定した訓練を行うべきである。

2 東京都では、災害に対する備えや発災時の対処法などをまとめた冊子「東京防災」を作成し、全戸に配布した。

非常に評判がいいので、県でも作成を検討すべきである。

3 最近の大規模災害の被災地を見ると、避難所の仮設トイレは洋式の需要が高いので、今後の被災時に対応できるよう、準備を進めるべきである。

4 避難所では多くの人がスマホを使用することから、多くの充電装置が必要になるので、今後の被災時に対応できるよう、準備を進めるべきである。   以上