8月22日(月)から24日(水)までの3日間にわたり、県議会危機管理・建設委員会の現地調査が行われ、副委員長として参加しました。
今回は、松本・諏訪・上伊那・下伊那地域の県現地機関や委員会関連の事業実施箇所などを調査しました。
事業実施箇所の概要について、5回に分けて報告します。
第3回目は、上伊那地域です。
○ 上伊那広域消防本部は、平成27年4月に上伊那の2つの消防本部が統合して新たな組織として出発しました。
統合するまでには、長い時間をかけて協議が行われました。
私は、統合の直前まで上伊那広域連合の助役として、また伊那消防組合の助役として、新しい消防本部庁舎の建設や統合協議に従事しました。
統合の最大の効果としては、最新鋭の指令センター(写真)を活用して、初動体制の強化や救急車両の現場到着時間の短縮化が図られたことです。
○ 伊那市の国道153号「伊那バイパス」(箕輪町~伊那市美篶)の建設現場では、高架の建設工事のうち橋脚の工事が進められています(写真)。国道153号「伊那バイパス」と「伊駒アルプスロード」(伊那市美篶~駒ケ根市)は、リニア関連道路として位置づけられており、リニア効果を発揮するためにも、リニアが開通する11年後までに完成させなければなりません。