1月28日(木)に、伊那市の「いなっせ」で「もりもり上伊那山の感謝祭」が開催され、来賓として出席しました。
このイベントは、林業県・森林県である長野県の林業の振興や森林の整備を進める機運を高めるため、毎年上伊那地方事務所他関係団体の共催で開催しているものです。
当日は、功労者の表彰式と講演会が行われました。
講演会では、「林材ライター」の赤堀楠雄氏が「木の価値を高めて林業を元気にする」と題してお話されました。
赤堀氏は、発電の「固定価格買取制度(FIT)」により、木の端材を焼却してバイオマス発電することで、大きな経済的メリットが獲得できるようになった。
このため、本来主流とすべき製材(柱材など)を生産するより、原木を合板や集成材の材料とし、残りの端材を発電に使用する傾向が強くなってきている。
当面はこの状態でも良いが、林業を継続的な産業としていくためには、原木を製材として産出する方向にウェイトを高めていくべきである。
そして、良い木を育て、マーケットに高く売る環境を作っていく必要性があると話されていました。
全くその通りだと思います。
荒れている森林に手を入れ、林業を再生していかなければなりません。
実は、私の後援会の名前は「もりの会」です。
森は公益的な機能があり、私たちに癒しを与えてくれ、四季折々の美しい景観を作っています。
そんな森のような会でありたいと、命名しました。