10月10日(水)に行った9月議会一般質問の、私の質問と知事等の答弁の内容を報告します。
第4回目は、「公文書管理条例」についてです。
1 「公文書管理条例」の制定について
・ 私は6月議会の一般質問で「公文書の管理」について取り上げ、県として「公文書管理条例」を早急に制定することを提案した。
・ この提案に対する知事の答弁は、「条例化することが必要かどうかも含めて検討する。」というものであった。
・ その後、県知事選挙があり、知事は「公文書の管理に関する基本的な事項について定める「公文書管理条例」の制定を検討する。」という公約を掲げた。
Q1 6月議会の私の一般質問に対する答弁と比較して、知事の選挙公約は相当前向きなものになっていると受け止めるが、この公約を掲げるに至った理由及び基本的な考え方はどうか?
A1(知事)
8月の県知事選挙に向けて基本政策集・公約を検討していく中で、県議会での酒井議員の提案が参考になった。
適切な公文書の管理は、開かれた県政の基本。
公文書管理の適正化に向け、その基本的事項については県民の代表である県議会に議決された上で条例として定めることが適当と考えた。
Q2 選挙公約を早期に実現するため、1年後の来年9月の定例会までに条例案を議会に提出すべきと考えるが、条例制定に関する今後のスケジュールをどう想定しているのか?
A2(知事)
公文書に関わる業務全般の改善を図ることも重要であり、単に文書の扱いだけでなく仕事の仕方も含めて幅広い観点で検討を行い、見直しの方向性を本年度中に取りまとめる。
その上で、県議会をはじめ広く県民の意見を聞き、また専門家の意見も求めながら検討を進める。
2020年度の当初から施行できるよう来年度中には条例案を提案する。