6月議会で一般質問(1)

6月28日(木)に、6月県議会の一般質問を行いました。

今回は、「文書の管理」、「暴力の追放」、「県営発電所の大規模改修」の3項目について、知事等に質問をしました。

質問・答弁で1時間をかけました。質問の内容を、複数回に分けて報告します。

1回目は、「文書管理と情報公開」についての質問(その1)です。

1 公文書の管理について

Q1 国では「森友学園」に関する公文書の改ざんや廃棄等が問題になっているが、県では今後公文書の適正管理に向けて、どう対応していくのか?

A1(知事)

県の「文書規程」を周知徹底する。将来に向けての課題を整理し、公文書の作成や保管等広くあり方を検討する。

Q2 公文書の改ざんを防止するため、県職員の意識向上や「内部通報制度」の有効活用など今後どう対応していくのか?

A2(知事)

全庁的に保存状況のチェックなどを定期的に行っているが、再度徹底を図る。「内部通報制度」は、弁護士等を相談窓口とする新しい制度を昨年5月に設置した。不適正な事務処理等が疑われる場合には、情報提供することを職員に徹底する。

2 「公文書管理条例」の制定について

・ 公文書の管理に関する条例を制定している自治体は、全国自治体の1%とどまっており、都道府県では5団体だけである。

・ 長野県には条例は無く「文書規程」で対応しているが、議会の議決を要する「公文書管理条例」を制定し、公文書を「県民の共有財産」と位置づけ、保存や公開の基準を明確にすることが求められる。

Q 県において、早急に「公文書管理条例」を制定することを提案するが? 

A(知事)

公文書のあり方をしっかり考える中で、公文書管理を条例化することが必要かどうかも含めて検討する。