6月県議会委員会で意見と提案(3)

【林務委員会】(その1)

1 北アルプス森林組合の補助金不適正受給に係る補助金返還

・ 森林組合(旧大北森林組合)では、総額10億円を令和3年度から31年度までかけて県に返還する計画を立てている(令和3年の計画)。

・ 6月19日に返還計画に関して組合から県へ申し入れがあり、今後の計画を見直したい旨の要望があった。

Q1 森林組合からの申し入れの具体的な内容は?今回の申し入れによると、返還終了年度が明らかになっていない。計画どおりの返済がなされないとすれば、大変重大な問題。どのようなことがあっても、計画通り返還してもらわなければならないが、県としてどのように対応するのか?組合からの申し入れに関する書類を議会に明らかにすべきである。

A1(林務部)提出された書類の内容に不備があるため、現時点では議会に明らかにできないが、今後ヒアリングなどにより内容を精査のうえ、できるだけ早期に議会に説明する。

 

2 クマによる被害の防止

・ 全国各地や県内においても、熊による人身被害が多発している。

・ これまで、人身被害を防止するための国や県の対応は弱かったと考える。

Q 「長野県における新たなツキノワグマ対策」に関して、ゾーニング管理の導入を計画している市町村の状況はどうか? 導入予定のない市町村に対しては、人身被害を防ぐためにも、県として導入を要請することを提案するが?

A(林務部) 現在伊那市、山形村などがゾーニングの検討をしている。今後全市町村が導入するよう働きかける。