6月23日(火)に一般質問を行いましたので、主な内容について報告します。
今回は、国道153号「伊駒アルプスロード」の整備についてです。
・ 長野県の長年の懸案事業である国道153号「伊駒アルプスロード」の事業化が今年の3月31日に正式に決定し、全区間にわたって国により事業が施工される。
Q1 今後の事業進捗のスケジュールを、どのように想定しているのか?
A1(建設部長) 事業を実施する国土交通省によると、今年度より測量・地質調査・設計に着手し、次年度以降工事の施工に向けて用地の取得を進めていく。
県としては、今後沿線の市や村と連携した体制の構築を図り、国に対して地元調整及び用地取得事務への積極的な協力を行う。
Q2 これまでの都市計画決定などの諸手続きを経る過程で、地元から出された要望や地元と約束した事項について、どのように実現していくのか?
A2(建設部長) 住民からの意見・要望に対しては、取り付け道路の変更等をはじめ地元の市・村との調整を始めている。
事業主体となる国と一緒に計画を進める中で、住民に対して丁寧に対応していく。
Q3 国道153号「伊駒アルプスロード」の整備への意気込みを伺う。
A3(知事) 伊那谷地域の振興はもとより、リニア中央新幹線の関連事業としてその開業効果を長野県全体に波及させていくことが重要であり、早期整備が必要と考え取り組んできた。
県としては、伊那バイパスをはじめ関連する道路の整備に引き続きしっかりと取り組んでいく。国・沿線市町村と連携を図り、一日も早い「伊駒アルプスロード」の全線開通に向けて取り組む。
※ 地元の皆さんが心配している地元意見や要望への対応については、県が責任をもって対応することが明確にされました。