3月6日から12日まで、2月議会定例会の文教・企業委員会が開催され、委員として発言しました。
発言の主な内容を、2回に分けて報告します。
【文教委員会】(その1)
1 高等学校・学習環境改善事業(洋式トイレ・空調設備の設置)について(高校教育課)
Q 洋式トイレや空調設備の設置が中々進んでいないが、実態と整備の考え方は? 全体的な整備計画を立て、計画的に整備を進めるべきではないか? 私の母校では、昨年の夏には教室内の気温が上昇し、熱中症で倒れる生徒が続出したため、同窓会の会計から数百万円を負担して扇風機を設置したが、こうした事実を県教委は掌握しているのか?
A 洋式トイレの設置率は27%。普通教室の空調の設置率は19%で、全国的には最低レベル。予算の確保が難しいが、計画的に整備を進めるよう努力する。熱中症や同窓会の支援の状況については、学校から報告を受けている。
2 特別支援学校・施設整備事業(多目的トイレの設置)について(特別支援課)
Q 多目的トイレの設置は早急に進めるべきだが、実態と整備の考え方は?
A 設置率は7割を超えているが、一部の学校は5割程度であり、7割未満の学校を中心に整備を進める。平成32年度までに県全体の整備計画を立てる。来年度は伊那養護学校など2校を整備する。
3 県立高校ICT環境整備事業について(教学指導課)
Q 全体の年次計画は?
A 平成29年度から平成32年度にかけて82校の整備を進めている。国の指針に従い、電子黒板・実物投影機・パソコン・WEB会議システムを整備し、全体事業費は12億円余り。