11月議会常任委員会で発言(1)

12月4日から6日まで、11月議会定例会の文教・企業委員会が開催され、委員として発言しました。

教育委員会関係の主な内容を、3回に分けて報告します。

1 伊那養護学校の消防設備について(特別支援教育課)(写真は学校HPより)

・ 平成27・28年度の消防法に基づく消防設備点検で、消防設備の不備を指摘されながら、今年夏まで放置したことが分かった、と11月16日に新聞報道された。

・ 特に配慮を要する子どもが学習・生活する場で、こうした状況が放置されていたのは極めて問題。火災が発生した場合、施設の不備が原因で尊い命が失われることにもなりかねず、指摘後に早急に対応すべきであった。

Q(酒井) 学校は、なぜ指摘を放置したのか?また学校は、なぜ設備の改修の予算を教育委員会に要求しなかったのか?

A(教委) 学校内部や教育委員会との連携が悪く、このような事態となってしまった。今後は速やかな情報共有を徹底する。

Q 他の学校には、このような例はないのか?

A 特別支援学校18校中、伊那以外では10校が指摘を受けた。うち8校は対応済み。2校は現在見積もりをするなど、改修の準備を進めている。

(酒井)県内の特別支援学校に共通するが、施設改修が遅れている。計画的な整備を進めるよう要望する。