駒ケ根青年海外協力隊を視察

5月20日(月)に長野県議会国際協力促進議員連盟の現地視察が実施され、参加しました。

当日は、まず国際協力機構駒ケ根青年協力隊訓練所(JICA駒ケ根。駒ケ根市)を視察しました(写真)。

JICA駒ケ根は1979年に開設されましたが、今日までに2.2万人の隊員を送り出しています。70日間の訓練が行われており、年3回隊員を受け入れています。

現在は165名の隊員が在籍しており、施設名称は「青年協力隊」ですが、60歳代が24名、70歳代が2名と近年は高年齢の隊員が増えているようです。派遣先は中南米が多く、東南アジアはゼロです。

当日は、駒ケ根市内にある青年海外協力協会(JOCA)本部も視察しました。JOCAは協力隊経験者が設立した組織で、協力隊の経験を生かして地域の活性化につながる活動を行っています。

駒ケ根本部では、健康増進施設(GOTCHA WELLNESS)、コーヒーショップ、食堂、保育所(J’sほいくえん)を運営しています。これらの事業は始めたばかりですが、全国のモデルとなる地域づくりを実践しています。