阿智は桃源郷

4月16日(金)に、阿智村智里の月川温泉郷の「花桃の里」へ行ってきました。

阿知川支流の木谷川沿い一帯に植栽された花桃が見ごろで、赤、白、ピンクの3色美しい花が咲き誇り、まさに桃源郷という言葉がぴったりです。

当日の花は未だ3分咲きでしたが見事な美しさで、1週間後には満開を迎えるとのことです。

国道256号線沿いには古くから花桃が植えられてきたことから「花桃の里」と呼ばれており、「日本一の桃源郷」とも言われていて、シーズン中には多くの観光客でにぎわいます。

古くは、昭和23年に妻籠宿に花桃が植えられたのが始まりと言われており、国道沿線を中心に40キロにわたって1万本もの花桃が植えられています。

阿智の花桃の名所は、昼神温泉郷と月川温泉郷の2箇所が有名です。

月川温泉郷は、平成3年から旅館「野熊の庄月川」の社長が、旅館の周辺に1000本の花桃を植えたことから始まります。

そして平成24年から地域住民の皆さんが、月川温泉郷を桃源郷にしようと2000本の花桃を植えて今日に至っています。

当日は大駐車場に車を停めて、一帯を歩いて花見を楽しみました。コロナ感染防止のため、今年は祭りイベントは中止しています。

受付で検温、アルコール消毒、名簿の提出を義務付けるなど、感染防止策を徹底していました。

次回は、是非満開の時に訪れたいと思いますが、一見の価値はある花の名所です。