11月4日に、伊那市富県で農事組合法人「南福地ファーム」(南福地)の会員の皆さんとの懇談会を開催しました(写真は法人の作業所で)。
この法人は平成24年に設立され、現在126人の会員が24ヘクタールの農地を耕作しています。
稲作を中心に、小麦、ブロッコリー、ネギ、キャベツなど栽培しています。
今は80アールの農地に育てた白ネギの収穫・加工・出荷作業を行っていますが、販売価格はまあまあとのとのことです。
作業の手を休めていただき、お茶を飲みながら気楽な雰囲気で懇談することができました。
懇談の中で出された要望事項の主な内容は、次のとおりです。
Q(会員) 地区を通る幹線市道で一部狭隘の箇所があり、長年改良されず通行に支障があるが、いい対策はないか?
A(酒井) 地元の重点要望として文書にまとめ、区長名で市長に提出することが望ましい。
Q(会員) 来年度産の米から国の交付金が無くなり、農家経営が厳しくなるため支援策を望む。
A(酒井) 国政の問題であるが、県会議員としても支援策を要望していきたい。
Q(会員) 高齢者が免許証を返納した場合、買い物や通院などの交通手段の確保が不可欠になるが、今後が不安であり対策を望む。
A(酒井) 市政にとっては最重要の課題であるが、今のところ妙案はないというのが現実。今後市でしっかり取り組むべきと考えるし、県政においても対策を考えていきたい。
Q(会員) 将来高齢者になった時のこととして、困った時に何でも市に相談できるシステムがあればいいが。
A(酒井) 現在もスマートフォンの「Line」などの便利なアプリがあり、今後更に幅広く使えるようになるので、これを活用した相談システムを市で作れば、都合よくなると思う。