2月6日(月)に、東京で議員研修会が開催され出席しました。
講師は城西大学経営学部教授の伊関友伸氏で、「人口減少社会における持続可能な医療・介護を考える」と題して講演がありました。
講演の主な内容は、
①医療・介護分野を地方都市の成長産業として捉える視点が大切。
②医療・福祉は税の再分配機能(都市➡地方)があるため積極的な事業推進が必要(医療・福祉に市場原理を持ち込むべきではない)。
③機械的な病床の削減は地方の医療を崩壊させる。
④病院の生き残りのため、研修機能の充実や医療事務補助者を雇用して医師や看護師の負担を軽減する。
⑤医療について、住民は客ではなく当事者としての意識改革が必要。
⑥介護人材の確保のため、職務内容などについてプラス面(給料は決して悪くない、職住近接が可能、転勤がないなど)を情報発信する。
⑦介護分野の人材育成が大切。そのために地方自治体の財政支援が不可欠。
どれももっともなことで、行政でも参考にすべきと考えます。