議会委員会調査を実施(3)

9月4日(月)・5日(火)の2日間にわたり議会文教・企業委員会の調査を実施し、委員として参加しました。

今回は、中信・南信地区の委員会関係の機関や施設を調査しました。

この調査の主な内容について、4回にわたり報告します。

3回目は、南信教育事務所(伊那市の県合同庁舎内)です。

・ この事務所は、諏訪・上伊那・下伊那地区を管轄しています。以前には各地区に教育事務所がありましたが、平成21年に1カ所に統合されました。

・ 調査の中で、私が質問や提案をした主な内容は次のとおりです。

① キャリア教育について

・ キャリア教育は、単に将来の社会人や職業人として自立するための教育という観点以外にも、地域の良さを知り地域を愛する心を育み、将来地域を担っていこうとする心を育てるという観点が重要である。

・ 今後も学校・経済界・行政が連携してこの教育活動にしっかり取り組み、若者が定住することや地方創生につなげていくべきである。

② 障がいのある児童生徒の就学について

・ 各市町村の就学指導委員会(障がいのある児童生徒にとって就学先としてふさわしい学校・学級を相談・判断する組織)の判断結果と実際の就学先は3%の差であり、差が小さいことは良いことである。

・ 今後も児童生徒本人の状態に合った就学先が決定されるよう、親切な相談や慎重な判断を行うべきでる。