県議会11月定例会が開催されましたが、私は12月2日(金)に一般質問を行い知事等に質問や提案を行いました。
今回は、「県の現地機関の見直し」と「県立農業大学校」の2項目についての質問です。
その概要を数回に分けて報告します。
1回目は、県の現地機関の見直しについての質問です。
来年4月に、現在の「地方事務所」を「地域振興局」に変えるための条例案と予算案が今定例会に提出されましたので、質問を行いました。
○ 地方事務所について
・ 地域では、「地方事務所の組織などを変えるべき」との声はない。
・ 抜本的な見直しをするのでなければ、地方事務所は現状のままで良いと考える。
・ 長野県では地方事務所は70年以上の歴史があり、「地方事務所」の名称は地域に定着していることから、名称を変えれば地域では大きな混乱が生じることが懸念される。
Q1 現状の地方事務所ではなぜいけないのか?
A(知事)
・ これまで以上に現地機関が地域に寄り添い、信頼される役割を担う組織に変え、合わせて名称も変更する。
Q2 今回の現地機関の見直しは、地域に大きな影響を及ぼすものであることから、見直しの理由や内容について住民に十分に説明し、意見を求めることが不可欠と考えるが、なぜ住民に対して説明の機会を設けないのか?
A(知事)
・ 今回の見直し案は、行政機構審議会の諮問・答申を経たもので、答申に当たっては、市町村アンケートや県民意見を募集し、その結果を参考にした。
・ 市町村にも説明し、意見をもらっている。
・ 今定例会で議決いただければ、県民に対し地域振興局の役割について積極的に周知を行っていく。