9月26日(火)に9月定例会本会議で一般質問を行い、知事等に質問や提案を行いました。
主な内容を、4回に分けて報告します。
今回は、消防広域化とがん対策の2項目です。
Ⅰ 消防広域化について(その1)
1 消防広域化推進計画について
Q(酒井) 平成30年度中に「消防広域化推進計画」を再策定するよう消防庁から助言されているが、本県では平成20年1月の計画策定以降、未だに再策定作業が行われていない。計画では、当時の14の消防本部を東北信と中南信の2つの消防本部としていくことを定めているが、平成27年4月の上伊那広域消防本部の発足以降、県内では広域化の動きは見られていない。県として、引き続き2つの消防本部体制を目指すのか? また、目指す場合に、広域化の実現時期を計画に定めるべきと考えるが?
A(知事)
県の計画では県内2つの消防本部を目指していたが、令和3年度に全消防本部に対してヒアリングを行ったところ、この方向性について異論がなかったことから、計画の再策定を行わなかった。方向性は現時点では変更していない。ますます人口が減っていく中で、現在の13本部体制をどうするのか、県としてもしっかり向き合う。広域化する場合、消防本部だけでなく市町村長の考え方が重要であり、今後市町村長に考え方を確認していく。その上で、広域化の実施時期を明確にすることも含め、消防の計画を再策定する必要性について検討をしていく。
※ 過去に計画を作りながら、計画の見直しが全く行われませんでしたが、今回の一般質問のより、計画の再策定を検討することになります。