7月6日(火)に、伊那合同庁舎で上伊那地域戦略会議が開催され、オブザーバーとして出席しました(写真は知事のあいさつ)。
この会議は、上伊那地域における様々な課題を、県、市町村、企業などが共有し、取組の方向性を検討するために開催されました。
会議には、知事、上伊那地域振興局長、県幹部職員、市町村長、上伊那広域連合事務局長、企業人事課長代表、県会議員などが出席しました。
今回のテーマは、「地域産業を支える人材の育成・確保のための上伊那モデルの推進」「新型コロナウイルス感染症対策の取組」の2項目です。
「地域産業を支える人材の育成・確保」について、知事からは「女性の県外流出が顕著であり、女性が地域に定着するために、女性に選ばれる地域にしなければならない。このことについては、酒井県議が6月議会の一般質問で取り上げた。女性の定着のためには、男女の固定的な役割分担意識を解消する必要がある。県外に転出した若い女性の定着に着目して、上伊那ならではの官民一体となった組織(県を含む)を作り、取組を進めることを提案する。」との発言がありました。
知事の発言は大変前向きであり、取組を一歩前に進めることができれば、若い女性の地域への定着を図ることができると考えます。
このことに関連して、私は県議会6月定例会で県の人口減少の主な原因は、若い女性の県外流出超過にあるとし、女性の尊重、女性に選ばれる地域づくり、ジェンダーギャップの解消を進めることについて、知事に質問をしたところです。
知事には、早速この質問に関して会議で触れていただいたわけで、私としても大変心強く思い、今後の県政に大いに期待します。