5月下旬のある日、自宅を出発して富県方面をウォーキングしました。
途中北福地地籍に入り、「福地の里花の庄」という看板がある道路を通りました。道路の路肩には紫色の花(ラベンダー)が数百mにわたり植えてあり、丁度満開を迎えていました。
花の美しさに思わず立ち止まり、しばらく見とれてしまいました。
伊那市では、20年余り前に沿道を花で飾る花いっぱい運動が始まりました。
当時私は市役所の企画課でこの運動に携わり、各地区に取り組みを呼びかけましたが、北福地地区では市の中でも最も早い時期に活動を始めました。
当時は小沢、東春近榛原、御園、北福地などの地域が、積極的に活動に参加してくださいました。
今は市内のどこの地域でもこうした活動を進めていただいており、市内の道は花による美しい景観を形成しています。
花いっぱい運動は、道を通る人を癒してくれますが、一番の効果は活動を通じて地域の絆が強くなり、地域が元気になることです。
今後もこうした活動が継続されることと、新たに取り組む地域が増えていくことを期待します。