7月24日(水)に、伊那市・県道整備促進期成同盟会の総会が開催され、同会の顧問として出席しました。
この会は、市内にある20の県道(総延長111㎞)のうち重点的に整備が必要な4路線(西伊那線・芝平高遠線・沢渡高遠線・車屋大久保線。総延長44㎞。)の整備を促進するため、市長・議長・関係市議会議員・関係区長・地区道路整備促進組織の長で構成されています。
4路線の改良率は6割余りで未改良箇所が多いため、今後整備推進に向けて積極的に活動を行わなければなりません。
車屋大久保線は、伊那市東春近車屋地籍から駒ケ根市東伊那大久保地籍を結び、天竜川の左岸を走る主要幹線道路ですが、この23日から伊那市東春近田原地籍から南側が通行止めになっており、駒ケ根市方面には行くことができません。
これは、駒ケ根市東伊那地籍の「北の城橋」付近の斜面にある巨石が落下する危険性が生じたため(写真)、急遽全面通行止めにしたためです。
「北の城橋」は、駒ケ根市東伊那と宮田村中越を結ぶ天竜川に架かる橋で、宮田村が管理(宮田村道)しています。
この箇所は斜面の崩落を防止するため、伊那建設事務所が工事を発注済の場所で、来年の2月までが工事期間となっています。
車屋大久保線から「北の城橋」を経由して宮田村や駒ケ根市に行くには非常に便利なルートであるため、普段は多くの人々が通勤に利用しています。
また、駒ケ根市や宮田村から県立高遠高校(伊那市高遠町)へ通う生徒の自転車通学ルートにもなっています。
通行止めが長期間にわたると、通勤や通学に大きな影響が出るため、できるだけ早期の対策が求められます。
私は24日に現地調査を行い、建設事務所と情報交換を行いました。また、24日の同盟会の席上でもこの問題を取り上げて、早期の対策を要望しました。