県議団現地調査を実施(2)

28,9,1団調査三遠南信イタチ沢橋9月1日(月)・2日(火)の2日間にわたり、県議団政調会の現地調査が行われ参加しました。

今回は、下伊那地域の国・県の建設関連事業実施箇所などを調査しました。

事業実施箇所の主なものについて、3回に分けて報告します。

第2回目は、三遠南信自動車道です。

三遠南信自動車道は、中央道「飯田山本IC」と新東名高速「浜松いなさJCT」を結ぶ延長100㎞の高規格幹線道路(無料)で、国土交通省が施工しています。

飯田市の「イタチ川大橋」(イタチ沢川)では、深いV字谷を跨ぐ大規模な橋を架ける工事が行われています(写真)。

この橋は、谷からの高さが75m、橋の長さが206mで、まず真ん中の橋脚を建設し、次に橋脚の左右にバランスを取りながら橋を張り出していきます。国内でも有数の大きな橋であり、高い技術力が求められます。

三遠南信自動車道は、大変複雑な地形のところに建設するため、長いトンネルや長くて高い橋を数多く建設しなければならず、巨額な費用と長い期間がかかります。

しかし、完成すれば長野県南部と静岡県が非常に近くなり、特に経済的な効果が期待できます。