県議会11月定例会が閉会

11月26日(木)に開会した県議会の11月定例会が、12月11日(金)に閉会しました。

最終日には知事提出議案の採決が行なわれ、全ての議案が原案のとおり可決されました。主な議案は、コロナ関連の補正予算案です。

採決に先立ち、各常任委員会に付託された議案の審議結果が各委員長から報告されましたが、私は県民文化・健康福祉委員会の審議結果について委員長として報告しました(写真は委員会の様子)。

また、議会に出されていた請願・陳情の採決も行われました。

このうち、「伊那北高校・伊那弥生ケ丘高校の存続を求める」請願は、環境文教委員会の審議では不採択となりましたが、本会議でも賛成少数で不採択となりました。不採択の理由は、「請願の趣旨には沿えないため」となっています。この結果、議会としては両校の統合を事実上認める形になりました。

今後は、11月26日に設置された「新校再編実施計画懇話会」(座長澤井飯島町教育長、委員27名)で、新校に関する「再編実施計画」の策定の参考とするための検討が進められます。会議は、本年度と来年度の2か年で10回程度開催される予定です。

会議では、学校像・教育方針、校地・施設・設備、管理・運営、教育内容等が話し合われることになっています。高校の生徒代表も両校から4名参加しています。

将来の高校生にとって魅力ある高校を新設するための活発な議論が交わされることを期待します。