7月25日(月)に、県議会農政林務委員会の現地調査が上伊那地区を対象に行われ、地元県会議員として参加しました。
今回の調査は、上伊那地方事務所他の県現地機関と委員会に関連する現地で行われました。
このうち伊那市富県南福地地区では、「信州の森林づくり事業」で団地化による計画的な森林整備の現地を調査しました。
南福地地区では、平成22年から昨年までの6年間に、間伐、植林、作業道整備などを行い、127haにも及ぶ森林整備を行いました。
これにより、将来高値で販売できる林材が生産でき、近年被害が激化している松くい虫被害を防止し、伐採した木材は有利販売するなど、収益を生み出すことが期待できます。
事業の実施には、地主の事業実施の承諾を得たうえで、境界を確定していく作業が不可欠ですが、これも地区の役員の熱心な取り組みによるところが大きいと思います。
荒れていた山が整備され、本来の山の機能を回復し、美しい景観が形成されるなど、森林整備は大変重要な事業です。