10月31日(月)から11月2日(水)までの3日間にわたり、県議会危機管理・建設員会の調査が行われ、副委員長として参加しました。
今回は、九州地方の災害関連の施設などを調査しました。
調査内容について、4回に分けて報告しています。
第2回目は、長崎県島原市にある「雲仙岳災害記念館」です(写真は館長の説明の様子)。
雲仙普賢岳は、平成2年に大噴火が起き、大きな溶岩ドームが形成されましたが、平成3年6月の噴火によりそのドームの一部が崩壊して大きな火砕流となり、44名もの死者・行方不明者が出ました。
更にその後の降雨により、大規模な土石流が下流の家屋や田畑を襲い、大きな被害が発生しました(写真は記念館の敷地内にある土砂に埋まった家屋)。
この記念館は、災害による様々な教訓を後世に伝えようと、平成12年に建設されました。
記念館には、多くの修学旅行や校外学習の児童生徒が訪れていましたが、大変勉強になりますので、長野県内の学校の修学旅行先として見学コースに入れることを検討すべきと考えます。