県議会委員会が現地調査

10月27日(水)・28日(木)の2日にわたり県議会総務企画警察委員会の県内調査が実施され、委員長として参加しました。

今回は、東北信地域の委員会に関係する機関や事業の調査を行いました。調査の主な内容を報告します。

27日は、北信地域振興局(中野市)、地方税滞納整理機構(千曲市)、県の元気づくり支援金の補助を受けた2事業などです。

28日は、佐久地域振興局(佐久市)、佐久警察署(写真)、元気づくり支援金の補助を受けた1事業などです。

 

このうち佐久警察署は、県の東部に位置する1市4町4村を管轄しています。

旧佐久警察署の老朽化に伴い、望月署と南佐久署を併合する形で、平成29年に改築しました。

建物は鉄筋コンクリート造4階建ですが、木をふんだんに使用した立派なものです。

組織は、8課・7交番・19駐在所で、200名弱の職員を擁する大所帯です。

治安状況を見ると、刑法犯は年々減少していますが、コロナ禍により更に減少しています。

人心安全関係では、DVが増加しています。また児童や高齢者を対象とした虐待が増加しています。増加原因はコロナ禍によるものが考えられます。

交通事故は、減少傾向にありますが、高齢者による事故の比率が増加しています。

警察署は、地域の安全安心の確保には重要な役割を果たしており、今後も有事の際の迅速な行動や事故等の予防活動に大いに期待します。