11月15日(水)から17日(金)までの3日間、県議会自民党県議団の県外調査を実施し、第2部会(8名。会派には3部会があります。)の会長として参加しました。
今回は、北海道にある企業、大学、研究施設、ジオパークなどを調査しました。
調査の主な内容を、3回に分けて報告します。
15日には、「洞爺湖有珠山ジオパーク」を調査しました。
まず、事務局のある洞爺湖町役場を訪問し、町議会議長・事務局長、ジオ担当者などから説明を受けました。
このジオパークは、火山活動により形成された地質・自然・縄文文化の遺跡群が対象で、2008年に日本ジオパークに認定され、2009年には国内では初めて世界ジオパークに認定されました。
火山の噴火により、昭和新山、有珠新山が誕生しています。2000年の噴火では、熱泥流により多くの建物に甚大な被害が出ました(写真は泥流で埋まった日帰り温泉施設)。
今後火山がいつ噴火するか分からず、また融雪型泥流や降雨型泥流(土石流)の発生が心配されますので、町では火山防災に力を入れており、火山マイスターの育成を推進しています。
また、ジオパークを有力な資源として位置付け、インバウンドを初め観光客の誘致に力を入れています。