7月27日(木)・28日(金)の2日間にわたり、県議会文教・企業委員会の現地調査が行われ、委員として参加しました。
今回は、東北信地域の県現地機関や委員会関連の事業実施箇所などを調査しました。
事業実施箇所の概要について、5回に分けて報告します。
第4回目は、須坂市にある県立須坂創成高校です(写真は工事中の管理商業科棟。今年度に完成)。
県立須坂創成高校は、県の第1期高校再編計画に基づき、平成27年度に須坂商業高校と須坂園芸高校が統合してできた総合技術高校です。
統合後には中学生の人気も高まり、入試倍率も高い水準となっています。
両校は歩いて数分の近い場所にあるため、新校への移行業務もスムーズに行われています。
農業科・工業科・商業科の3科を有する県下唯一の高校であり、1学年は7クラスで、生徒数は829人、職員数は102名です。
統合の成果としては、学校規模が大きいため、クラブ活動が盛んで各クラブのレベルが高いこと、3学科の連携による学習活動の充実が図れることなどがあげられます。
県では、現在第2期の高校再編計画を策定するための懇談会などを各地で開催していますが、須坂創成高校の例は大変参考になると思われます。