8月22日(月)から24日(水)までの3日間にわたり、県議会危機管理・建設委員会の現地調査が行われ、副委員長として参加しました。
今回は、松本・諏訪・上伊那・下伊那地域の県現地機関や委員会関連の事業実施箇所などを調査しました。
事業実施箇所の概要について、5回に分けて報告します。
第2回目は、諏訪地域です。
○ 諏訪湖の水を放流する釜口水門では、設備が老朽化したため、制御設備の更新工事などが行われています(写真は水門からの放流)。
○ 釜口水門の敷地内には、「小口太郎」の像があります(写真)。
「小口太郎」は岡谷市の生まれで、旧制三高(現京大)、東京帝大(現東大)を卒業。
科学者・歌人として有名で、「琵琶湖周航の歌」(三高の寮歌)の作詞者。
小口は、若い頃見た諏訪湖を思い出しながらこの歌を作ったと言われています。
私は学生時代に吉田寮(三高時代の建物が今も学生寮として使われています)に住んでいたこともあり、「琵琶湖周航の歌」は大切な楽曲です。
○ 岡谷市の塚間川では、豪雨時の川の流量を調整するための調整池が築造されました(写真)。
以前は、豪雨時には河川の下流域で水があふれて水害が発生することがありましたが、この施設により水害を防ぐことができます。
豪雨による被害を防ぐ方法は様々ですが、都市部においては用地の確保が可能であれば、岡谷市のような調整池も有効であると考えます。