3月5日(日)に、県の消防防災ヘリコプター「アルプス」が松本市・岡谷市にまたがる鉢伏山(1,929m)の山中に墜落し、搭乗していた消防防災救助隊の9名全員が、亡くなるという悲惨な事故が発生しました。(写真は長野県ホームページより)
亡くなられた方々に、謹んで哀悼の意を表します。
このヘリは、県消防防災航空センター(松本市)に配置されており、平成9年から活動しています。
主な活動は、救急・救助、林野火災の消火、自然災害時の情報収集・物資輸送などです。
私が伊那市職員の時には、山岳救助や救急搬送、林野火災の消火などで、何度も出動を要請し、大変お世話になりました。
操縦士は操縦が大変上手で、特に山岳救助などでは、危険を顧みずに救助作業に当たっていただきました。
救助隊には県下の各消防組合本部から消防隊員が派遣されており、今回の事故では派遣されていた7名の皆さんが亡くなりました。
派遣されている消防隊員は、全員が各消防本部からの選り抜きの皆さんであり、将来消防本部を担うことが期待されていました。
私は現在県議会の危機管理委員会に所属しています.
このヘリの業務が委員会の担当業務ですから、より大きな衝撃を受けています。
あらためて これまでのヘリの活躍には心から感謝するとともに、事故原因の究明と再発防止を強く願います。