献血がピンチ

1月5日(火)に、伊那市役所で献血をしました(写真は献血バス)。

コロナの影響で昨年から献血に協力する人が減っており、日赤では必要な血液が確保できずに困っています。

会社や学校などでの集団献血も少なくなり、「緊急事態宣言」の対象地域が拡大すれば、ますます血液の確保が困難になります。

当日は、多くの市民や市職員の方々などが献血に協力していました。一時は献血者が会場に殺到して、長時間待つ場面もありましたが、大変ありがたいことです。

県内でもコロナの感染が拡大しており、このままの状態が続けば県内でも輸血用の血液の供給に影響が出てしまいます。

採決された血液は保存可能期間が短いため、常に一定程度の血液を確保しておく必要があります。

献血量の確保状況にに関わらず、輸血は適時に行わなければならず、保管血液量が不足することにでもなれば、まさに命にかかわる問題です。

特に近年は高齢のがん患者に対する輸血の需要が増えていることから、献血量を増やしていかなければなりません。

献血ができるのは、400㏄の場合男性は17歳~69歳、女性は18歳~69歳で、年間で男性は3回まで、女性は2回まで行えます。

私は年齢制限であと5回しか献血ができませんが、万全の体調を維持して献血ができるよう努めたいと思います。

患者を救うための献血行為は、「不要不急の外出」には該当しません。献血会場は、3密を避け安全に献血ができるように配慮されていますから、感染の危険性はありません。

献血は最高のボランティア活動です。是非多くの皆さんの協力をお願いします。