河川治水・砂防促進期成同盟会の総会

7月19日(火)に、伊那市役所で「伊那市河川治水・砂防促進期成同盟会」の総会が開催され、同会の顧問として出席しました。

この会は、市内を流れる大沢川・小黒川・小沢川・棚沢川の治水・砂防事業を促進して、地域の安全を確保するために設置されています。

近年はゲリラ的な豪雨が多発していることから、危険箇所については早急に対策を進めなければなりません。

また、河川内の立木や堆積土砂は豪雨時には下流の災害を大きくすることから、計画的な除去が必要です。

このうち小黒川については、豪雨のたびに濁流が流下し、護岸を削って災害が発生しています。

現在伊那建設事務所の手により、災害復旧事業や防災のための護岸整備事業などが進められています。

大沢川(東春近~富県地籍)については、豪雨時には越水などにより被害を発生させてきたことから、護岸整備が長年の懸案事項になっています。

大沢川は、今後整備を予定している国道153号伊駒アルプスロードに並行・隣接して流下していることから、伊駒アルプスロードの関連事業として整備することになっています。

現在は、河川整備計画を策定中であり、早期の事業着手を図る必要があります。