6月8日(水)に、国際学会のIUPACが原子番号113番の新元素を「ニホニウム(Nh)」とする案を発表したと、報道されました。
この新元素は、理化学研究所が発見し、「日本」にちなんで命名したとのことです。
日本で初めて新しい元素が作られたことは、画期的なことです。
そして、この元素名は「元素の周期表」に加えられ、世界中の教科書に記載されることになりました。大変嬉しいことです。
今年の長野県の高校入試の理科の問題では、「塩酸」「硫酸」「水酸化ナトリウム」「水酸化バリウム」が扱われていました。
ここに登場する元素は、水素H・酸素O・塩素Cℓ・硫黄S・ナトリウムNa・バリウムBaです(写真は長野県庁の横を流れる秋の裾花川の清流(H₂O))。
高校時代には、「周期表」を丸暗記したものです。
今ではすっかり忘れていますが、中学生・高校生にとっては、とても身近な存在だと思います。
今回の報道は、眠りかけていた脳にいい刺激を与えてくれました。
これからの子どもたちには 新元素を作るというような夢のある研究に、大いに挑戦して欲しいものです。