11月4日(水)から6日(金)まで、政務活動の一環として東日本大震災復興状況の調査を行いました。
主な内容を2回に分けて報告します。
1回目は、宮城県気仙沼市の「東日本大震災遺構・伝承館」です。
気仙沼市は、市役所職員時代から数えて今回が4回目の訪問となりました。徐々に復興が進んでいますが、いまだにあちらこちらで建設工事や住宅などの建築工事が行われています。
伝承館は、昨年3月にオープンし、震災伝承館と震災遺構で構成されています。遺構は被災した気仙沼向洋高校(水産科)の校舎を活用し、被災したままの状態を保存しています。
校舎3階には津波で流されてきた車がそのまま残されており、津波の高さを知ることができます(写真)。
校舎の間には流れ着いた車が残されています(写真)。
震災遺構に隣接してメモリアル施設が建設されており、映像や展示コーナー、講話や学習のための研修室があります。
当日は、中学生や高校生が学習に訪れていましたが、災害の恐ろしさを知り、災害について学習するには大変良い施設です。