8月8日(水)に、伊那市役所で市の部長以上の幹部と伊那市選出県会議員との懇談会があり出席しました。
この懇談会は、市の抱える課題などについて意見交換を行うもので、毎年開催しています。
今回は、リニア中央新幹線関連道路の国道153号「伊駒アルプスロード」・「伊那バイパス」などの幹線道路の整備や河川整備事業、産業振興や雇用の確保などについて懇談しました。
現在 国や地方の財政は大変厳しい状況です。解決すべき課題が山積する中では、地元県会議員と市長や幹部が情報を共有し、知恵を出し合って課題解決に向けた行動を起こすことが大切です。
国道153号は、「伊駒アルプスロード」の事業着手と「伊那バイパス」の事業推進、更には地域の活性化や福祉の向上などのためにも、「道の駅」設置の検討が必要です。
また、国道152号の事業推進(高遠町・長谷)、国道361号の斜面の安全対策(西高遠)などが課題です。
県道では、環状北線(県道)の延伸、西伊那線の事業着手(上伊那広域連合の新ごみ中間処理施設関連。美篶)、沢渡高遠線の事業推進(富県)、車屋大久保線の事業推進(東春近)、芝平高遠線の事業推進(長谷中非持、高遠町筒張沢)などが課題です。
市道では、環状南線(ナイスロード)の事業推進が課題です。
河川では、大沢川の事業着手(東春近)、小黒川の事業推進(西春近・荒井・西町)、棚沢川の事業推進(手良・野底)、小沢川の事業推進(荒井・坂下・小沢)や、各河川内の立木・堆積土除去などの環境整備が課題です。
猛暑への対応が急務であり、特に保育園・小中学校のエアコン整備を早急に行わなければなりませんが、現在のところ国からの財政的な支援策が示されていないため、財源の確保が課題です。
その他産業振興や福祉・医療・介護・子育て支援などの重要施策についても意見交換を行いました。
今後も懇談会の内容を参考にして、市と連携を密にしながら地元県会議員としてしっかり活動していきます。