4月2日(水)に、伊那市内で母の葬儀を行いました。
母は99歳で亡くなりましたが、母の遺志により親族のみの式としました。
母は、私が県会議員をしていることもあり、一般的な葬儀となれば多くの方々に迷惑をかけることを大変気にしていました。また、こじんまりとした静かな葬儀を望んでいました。
式は、父と母の兄弟姉妹と私達子どもだけで行いました。参加者は10数名です。式に参列したいという方もいましたが、事情を説明し、理解をいただきました。一般の方からの香典、供物、供花、弔電も辞退しました。
このやり方に対する批判の声もありましたが、事前に十分なお知らせをし、式当日の混乱はありませんでした。
式の後は、精進落としをしました。少人数でしたので、皆で母との思い出話をするなど、なごやかな雰囲気の中で故人を送る会になりました。参加者からは、いいお葬式だったね、という声がありました。
10年後には、こうした小さなお葬式が一般的になると思います。しかし、地方都市で冠婚葬祭のやり方を変えることは、抵抗もあり中々難しいものです。