受動喫煙防止対策・国は一歩前進

28,10,13受動喫煙対策国一歩前進私は、9月30日(金)に、長野県議会9月定例会の本会議で、知事等に対して一般質問を行いました(写真)。

喫煙に関する質問を行い、

①「受動喫煙防止条例の研究」

②「学校における受動喫煙(他人の吸ったタバコの煙を周囲の人が吸わされること)の防止」について質問しました。

①については、私は「受動喫煙防止条例の研究すべき」と提案しましたが、知事の答弁は「国の動向を注視したい」というものでした。

②については、私は「公立学校の敷地内を全面禁煙にすべき」と提案しましたが、教育長の答弁は、「当面は分煙を徹底するが、敷地内全面禁煙に向けて段階的に取り組んで行く。」というものでした。

いずれも、積極性に乏しい答弁であったと考えています。

質問の後日になりますが、このことに関して国では前向きな動きがありました。

まず、①に関して、10月6日の参議院予算委員会で、安倍首相は「受動喫煙の防止対策として、立法措置(法律を定める)を検討したい。」と答弁しました。

また、②に関して、10月12日に厚生労働省は「学校を敷地内全面禁煙とする方向で検討を進める。」ことを明らかにしました。

こうした動きがあることは大変喜ばしいことで、一般質問をして良かったと思います。